不動産

自宅の中古住宅を3か月で売却成功!早期売却の準備と魅力を引き出す方法

fuwari-picnic

宅地建物取引士のふわぴくです。
半年後に引っ越し予定になり、【築11年】の家を売却することに決め、すぐに行動しました‼どのような手順で進めたか説明しますね!

ふわぴく
ふわぴく

売却した中古住宅には、家族との大切な思い出がたくさん詰まっていましたが、新しい生活を始めるために手放す決意をしました。
もし収益性が高い物件だったら手放さなかったかもしれませんが、年々資産価値が下がっている状況を考慮し、売却を決めました。
資金計画を立て直し、タイミングを見極めることで、3か月という短期間でスムーズに売却できたのは幸運でした。
この記事では、早期売却に成功した方法とポイントについて詳しくご紹介します。

早期売却を実現するための準備

物件の魅力を引き出す方法

私がやってみた物件価値アップの方法です!購入希望者に「手入れが行き届いている家」という印象を与えるように!

ふわぴく
ふわぴく

住宅修繕やクリーニングなど、物件査定前に!

  • 物件査定前に、まず家全体を点検し、気になる箇所を修繕。
  • 特に目立つ部分として、外壁のヒビや劣化したドアの塗装。
  • 傷がついた壁のリペアや、古くなった照明の交換など。

住んでいない場合は、プロのクリーニング業者に依頼して、家全体を徹底的に清掃。

内覧者が「この家にすぐ住めそう」と感じられるように準備しました。

ふわぴく
ふわぴく

外観の整備もお忘れなく!

  • 外観の整備も重要。(ウッドデッキなど)

ウチの場合、まだ住んでいる状況での案内だったので、その都度、ピカピカになるように念入りにお掃除してました。草取りや外回りの清掃も隅々までしましたよ。

ふわぴく
ふわぴく

不動産会社選びのポイント

経験豊富な不動産会社に依頼

  • 不動産会社選びのポイント

ネットで不動産会社の実績や評判を確認すること。
信頼できるかどうかを判断。
対象の地域で多数の物件を取り扱っている会社が理想的、地域密着型で豊富な実績がある不動産会社を選ぶ。

選んだ不動産会社とは、はじめの相談時からとても丁寧な対応。
まず、担当者が物件の査定を行い、その結果の査定書を基に、売却の流れや価格設定について詳しく説明。担当者が相場や市場動向に精通しており、地域の売買データを具体的に示してくれました。そのため、信頼して価格設定や販売戦略を進めることができました。
常に迅速に対応してくれ、販売活動中の問い合わせや内覧希望者への対応もスムーズ。売却へと順調に進むようサポートしてくれていました。
私が特に注力したのは、価格設定と販売戦略。担当者と相談し、まずは適切な初期価格を設定。販売開始時期やどのような方法が効果的かについてもアドバイスを受けました。例えば、インターネット上での広告掲載や、内覧会の実施についても具体的なプランを提案してくれ、結果的に確実な買主候補の内覧希望者を集めることができました。
売却交渉のときも、担当者がしっかりと購入希望者とやり取りをしてくれ、希望のタイミングでの価格交渉や契約内容の調整を行ってくれたおかげで、スムーズに売却が進み、納得のいく契約を実現することができました。

その他に、不動産売却一括査定サイトに依頼してみる方法もあります!

ふわぴく
ふわぴく

適切な価格設定の重要性

不動産価格の判断は?

我が家の場合、引越し先に建てる予定のハウスメーカーがすすめてくれた不動産鑑定士による査定があり、無料でしたのでお願いしてみました。詳細な査定書をいただきました!

ふわぴく
ふわぴく

通常、不動産会社から査定書(無料)を受け取ります。会社ごとに様式には違いがあるものの、内容はほぼ共通しています。ただし、不動産の査定価格には微妙な違いがあります。

不動産鑑定士は、法律に規定された国家資格であり、不動産の経済価値を判定する高度の専門職業家として、不動産の鑑定評価を行うために必要な資格です。

宅地建物取引士とは、土地や建物など不動産の取引に関する実務および法律上の専門知識を持ち、公正な取引が行われるようチェックする国家資格者のことです。

違いのまとめ

  • 不動産鑑定士の鑑定書

国の「不動産鑑定評価基準」に基づいて評価を行うため、裁判や税務、銀行の担保評価など、公式な場面での価値として使用されます。
評価額の算出に時間や費用がかかることが多いですが、信頼性が非常に高いです。

  • 不動産業者や宅地建物取引士の査定書

市場の動向や周辺の取引事例を基にした「市場価格」の参考として使用されることが一般的です。
主に売却価格の目安や取引を進める際の参考資料として利用され、作成コストも低く、短期間で入手できることがメリットです。

価格査定について

正しい判断材料を知るためにも、2社以上から査定評価を出してもらう方がよいです。
相場を理解し、現実的な価格を設定することが、短期間での売却に繋がるでしょう。
一方的な会社より相談できる不動産会社を選びましょう。

査定をお願いする前に、自分でできることがあります!少しでも情報収集して、大まかな相場を調べておくことが大切です。

ふわぴく
ふわぴく
こちらのサイトを利用してみてね!

国土交通省の『不動産情報ライブラリ』で、「誰でも」「簡単に」不動産に関するオープンデータの閲覧ができます!
不動産価格の情報ご覧になりたい方へから、ご自身が調べたい地域を入力すると、その地域の事例が表示されます

留意事項
検索結果をそのまま信じてしまうのは控えましょう。エリアによっては、土地の取引事例がごくわずかしかない場所や、複数の取引があっても単価に大きな開きがあるケースがあります。このように、事例が少なかったり価格のばらつきが大きい地域では、単一のデータに依存せず慎重に検討することが大切です。

不動産売却サイトなど、他の情報源も併用し、多角的に相場を見極めるようにしましょうね!

ふわぴく
ふわぴく

売主必見!不動産売却時の指値交渉にどう対応する?失敗しないためのコツ

不動産の指値の仕組み

不動産の購入時に、売主が提示している販売価格(売り出し価格)に対して、購入希望者が「この価格なら買いたい」という希望価格を伝えます。このときの価格が「指値」です。

【例】
売主の提示価格が3000万円の場合、購入希望者が2800万円で指値を出すと、2800万円で購入する提案をしていることになります。

指値交渉とは?売主としての基礎知識

指値交渉の基本
  • 指値交渉とは、購入希望者が提示された価格よりも安く買いたいと希望し、価格を引き下げる交渉のこと
  • 売主にとって、指値交渉がどうして発生するのか、その理由を理解することが大切です(市場価格や物件の状態など)。
  • 特に、中古物件では指値交渉が発生しやすい傾向があるため、その準備が必要です。

指値交渉が行われる理由は!

  • 物件の状態

購入希望者が値引きを求める主な理由として、物件の修繕が必要だったり、老朽化していたりする場合が考えられます。
売主は物件の状態を客観的に把握し、修繕やクリーニングなどを事前に行うことで、指値交渉を防ぐことにもなります。

  • 市場の動向と競合物件

周辺の不動産市場で同等の物件がより安く売りに出されている場合、購入希望者は指値交渉を行ってくる可能性が高くなります。
売主として、市場価格や競合物件の価格を事前にリサーチし、適切な価格設定を行うことで、無理な値下げを避けることができます。

売主としての指値交渉への対応ステップ

  • 冷静な判断と柔軟な対応

指値交渉を受けた場合、まず感情的に反応するのではなく、冷静に対応することが重要です。相手の要求を理解し、合理的な交渉に向き合うことが求められます。

  • 業者との連携

不動産会社を通して指値交渉が行われることが多いので、業者と密にコミュニケーションを取り、業者のアドバイスを活用することが大切。不動産会社は市場に関する知識と豊富な経験があるため、指値の妥当性について適切な助言をしてくれます。

指値交渉を受け入れるかどうかの判断基準

  • 価格の妥当性を見極める

購入希望者からの指値が現実的であり、市場価格や物件の状態に合ったものであれば、売主として柔軟に対応することが賢明です。
ただし、指値が極端に低い場合には、その要求に応じることで不利益が生じる可能性があるため、断ることも検討すべきです。

  • 交渉の余地を持たせる

売主は価格交渉を最初から拒否するのではなく、相手に提示された価格に対して反対提案を行うことも有効です。
例えば、「少しの値引きは応じるが、それ以上は不可」というラインを明確に示すことで、双方が納得できる妥協点を見つけられます。

指値交渉を受け入れる場合のポイント

  • 取引全体を考慮する

指値交渉を受け入れるかどうかは、物件が売れるタイミングや売却にかかる全体的なコストも考慮に入れて決定すべきです。
例えば、指値を少し受け入れて早期売却ができれば、保有コスト(税金、ローン、維持費)が削減できるため、総合的な利益を確保できる場合もあります。

  • 条件交渉を併用する

価格だけでなく、他の条件(引き渡し時期や修繕費の分担など)についても交渉を行うことが可能です。
例えば、「少しの値引きには応じるが、引き渡し時期を早めてもらう」など、条件を調整することで、売主にとっても有利な取引が可能となります。

指値交渉を拒否する場合の対応

  • 断り方のポイント

指値を受け入れない場合でも、購入希望者との関係を壊さないように丁寧に対応しましょう。
例えば、「現状の価格が市場価格に見合っているため、これ以上の値下げは難しい」と理性的に理由を説明します。

  • 他の購入者を見据える

市場の需要が高い場合、強気の価格設定を維持し、他の購入希望者からのオファーを待つことも一つの戦略。競争が激しいエリアや時期であれば、指値を受け入れなくても売却が可能なケースも多いです。

要点

売主として指値交渉を成功させるためのポイント
  • 指値交渉は売却手続きを行う上で、避けられないケースが多いですが、冷静で柔軟な対応がカギとなる。
  • 事前の市場調査や業者との連携を活用し、価格交渉に臨むことで、売主として有利な条件で売却を進めることが可能。
  • 最終的には、総合的な利益を確保し、売主のニーズに合った条件で契約を結ぶ。

まとめ

中古住宅を早期に売却するためには、まず市場調査を行い、適正価格を設定することが大切です。また、信頼できる不動産会社を選ぶことは重要ですが、業者に任せっきりにせず、自分自身でも積極的に対応することが求められます。物件の魅力を最大限に引き出し、リフォームや整理整頓を行うことで、購入希望者の関心を引きます。さらに、業者と密にコミュニケーションを取り、変化に対応する柔軟な姿勢が早期売却を実現する鍵となります。
タイミングを見極め、適切な売却方法を実行することで、スムーズな早期売却につながるでしょう。

ABOUT ME
ふわぴく
ふわぴく
家づくり計画に役立つ情報をお届けします。不動産購入・売却時のポイントもお伝えします。少しでも参考にしていただけたらうれしいです。
記事URLをコピーしました