新築半年で起きた予想外の風災【ハウスメーカー経由の火災保険で玄関ドア修理をスムーズに】
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まさか新築して半年で火災保険を使う日が来るとは思わなかったです。
新築の家に住み始め、日々愛着が深まっていた頃だったと思います。
そんな時、予期せぬ出来事が――風災によって玄関ドアが破損してしまったのです。
新築での生活は新鮮で楽しく、日常の些細なことにも喜びを感じていましたが、この出来事で改めて「家を守る」ということの重要性を強く感じました。
災害や予期せぬトラブルは、いつ起こるか分からないものです。
そして、その備えがどれほど大切か、今回の経験を通じて身をもって実感することとなりました。
火災保険は、火事や大きな自然災害を対象としたものだと思い込んでいた私たち家族にとって、突然の強風によるドアの破損が保険でカバーされることは意外な事実でした。
半年前に支払った火災保険料よりも玄関ドア修理代の方が高額でした!
火災保険は基本新築を建てたら加入すべきではありますが、その重要性を改めて実感しました。
特に、予期せぬ風災や自然災害による被害は、どれほど家が新しくても避けられないことがあります。
修理費用が予想以上に高額になることも珍しくありません。
我が家の場合、玄関ドアの修理費が火災保険料を上回る結果となりましたが、火災保険のおかげで自己負担を大幅に軽減でき、家計への負担もほぼありませんでした。
火災保険は、万が一の備えとして、家を守るための非常に重要なものです。
特に、家を建ててすぐの時期は小さなトラブルも大きな出費につながりやすいので、火災保険に加入しておくことで、安心して生活をスタートすることができます。
我が家は今回、風災の被害を受けましたが、火災保険は他の突発的な災害にも対応できる場合があります。もしかしたらと、気になる方は、ご自身の加入している損害保険会社に問い合わせてみてくださいね。
火災保険の保険金請求において、風災・雹災・雪災によるものが大きな割合を占めています。
この記事では、火災保険の風災について詳しく解説します!
風災による玄関ドアの被害
思わぬ強風がもたらす危険
玄関ドアが風災で壊れるなんて、最初は想像もしていませんでした。
しかし、普通に生活している中で突然強風に見舞われ、私家族はその力の強さに驚きました。
強風の一瞬の出来事
当時4歳の子どもがドアを開けていたのですが、風の勢いがあまりに強く、子どもがドアを支えることができず、私が近くにいても何もできませんでした。
強風は一瞬のうちに子どもを吹き飛ばし、ドアがドアストッパーに激しくぶつかってしまいました。
子どもにはケガは特にありませんでしたが、驚きと怖さで固まっていました。
風の強さについて調べてみました!
画像出典:気象庁/リーフレット 風の強さと吹き方
一般的な気象用語や風速の基準に基づいて風の呼び方をまとめたものです。
名称 | 風速 | 特徴 |
微風(びふう) | 0.3~1.5 m/s | 木の葉や煙がかすかに揺れる程度の風。 |
軽風(けいふう) | 1.6~3.3 m/s | 葉っぱや紙が動く程度。 |
軟風(なんぷう) | 3.4~5.4 m/s | 旗や軽い物が揺れ、風を感じる。 |
和風(わふう) | 5.5~7.9 m/s | 木の枝が揺れ、風の音が聞こえる。 |
疾風(しっぷう) | 8.0~10.7 m/s | 大きな木の枝が揺れ始め、歩行中に風の抵抗を感じる。 |
強風(きょうふう) | 10.8~13.8 m/s | 樹木全体が揺れ、物が飛ばされることがある。 |
疾強風(しっきょうふう) | 13.9~17.1 m/s | 木が倒れることがあり、屋根材や軽い物体が飛ばされる可能性がある。 |
暴風(ぼうふう) | 17.2~20.7 m/s | 物が飛ばされ、木が折れるほどの非常に強い風。 |
強烈な暴風(きょうれつなぼうふう) | 20.8 m/s 以上 | 深刻な被害をもたらす強力な風。台風や竜巻でみられる。 |
突風(とっぷう) | 一定方向に短時間で急激に吹く風 | 局所的に発生し、瞬間的に非常に強くなる。台風や寒冷前線の通過時に多く発生。 |
竜巻(たつまき) | 竜巻現象で吹く渦巻く風 | 非常に強力で、狭い範囲で猛烈な破壊力を持つ。建物の倒壊や物体が飛ばされることが多い。 |
参考:気象庁/風の強さ・いろいろな風の用語
https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/yougo_hp/kaze.html参考:愛媛県総合科学博物館/風力階級表
https://www.i-kahaku.jp/friend/kagaku/0306/kaze/index.html
玄関ドアにひび割れが…
その衝撃で、玄関の片開ドアの真ん中に大きなヒビが入り、修理が必要な状態になってしまいました。
大人であればドアを握りしめて強風に耐えることもできたかもしれませんが、この時の強風はとにかく凄まじいものでした。
火災保険と聞くと、多くの方は「火災」や「台風」「竜巻」といった大きな災害を思い浮かべるかもしれません。
実は「風災」というカテゴリがあり、日常的に発生する強風や突風による被害もこの「風災」に含まれます。これらの被害も火災保険で補償されるのです。
私たちが経験したのも、この「風災」による玄関ドアの修理でした。
わが家の玄関ドア以外にも風災被害の補償対象となるものを調べてみました!
<風災被害の補償対象> (ソニー損保)
個人を対象にする火災保険には、建物(住宅)を補償するものと、家財を補償するものがあります。台風による損害を受けたとき、建物の損害は「建物」、家財の損害は「家財」を保険の対象に設定していれば、それぞれの損害に対して補償を受けられます。
建物
- 窓
- 屋根
- 畳や床材、内壁など
- 門や塀、車庫、カーポートなど
- 備えつけの冷暖房設備など
家財
- 家具
- 家電製品
- 家庭用の食器、日用品
- 自転車、125㏄以下の原動機付自転車
参考:ソニー損保/風による被害は「風災」で補償
https://www.sonysonpo.co.jp/fire/fpdst_003.htm
※補償対象は各保険会社によって異なります。
火災保険のカバー範囲を再確認しよう
火災保険の補償範囲は、火災や台風、竜巻などの大きな災害だけに限りません。
「風災」もその範囲に含まれ、日常的な強風や突風による被害も補償されることがあります。
この記事を読んで「もしかして、うちの玄関ドアの破損も風災の対象になるかも?」と思った方は、ぜひ一度ご加入中の火災保険を再確認してみてください。
火災保険の契約内容、知らない方多いですよ!
被害が火災保険の内容に該当し3年以内であれば、保険申請が可能かもしれません‼
火災保険の申請期限について
(消滅時効)
第九十五条保険給付を請求する権利、保険料の返還を請求する権利及び第六十三条又は第九十二条に規定する保険料積立金の払戻しを請求する権利は、これらを行使することができる時から三年間行使しないときは、時効によって消滅する。
保険会社によっては、保険法の規定に加えて独自の請求期限を設けている場合があります。
そのため、契約書類を確認しておくことが重要です。
ご自身の保険会社の条件や期限を理解し、必要な手続きを逃さないようにしましょう。
風災による補償の具体例
・風災で屋根瓦が飛ばされた
・風災で屋根が壊れ、そこから入る雨により雨漏りが生じた
・突風に飛ばされてきた小石で窓ガラスが割れ、家の中や家財が水浸しになった
・台風で発生した暴風により、ベランダが破損した
・フェンスの倒壊
・カーポートの支柱が変形
・風災で飛んできた看板が窓ガラスを割り、家具を傷つけた
風災で補償されない例
・風によって直接発生した損害に限られるため、雨漏りなどの間接的な被害は補償されない
・窓の開放や、通風孔などからの雨の吹き込み
・建物の経年劣化による雨漏り
補償内容の見直しも必要
火災保険は単に火災だけでなく他の災害にも対応している場合が多いため、保険の補償内容を改めて確認し、実際にどこまでがカバーされるのか理解しておく必要があります。
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火災保険の押さえておきたいポイント
知ってきたい‼重要ポイント
2022年10月以降、火災保険の長期契約は最長5年となりました。
自然災害の増加により、保険会社が長期間の収支予測を立てにくくなったためです。
我が家が火災保険に加入した5年前は、10年間の契約が可能でした。
さらに、2024年10月以降には火災保険料が全国平均で約10%前後上がる見込みです。
今後の保険料上昇も見据えて、補償内容を再確認しておくことが大切です。
引用:日本経済新聞/火災保険料について
基本補償に風災補償が含まれているか
通常の火災保険には「風災補償」が含まれていますが、自由設計型の火災保険では契約者が補償の範囲を自由に選べるため、風災補償を外しているケースもあります。
我が家は水災補償を外しています。周りに川がないためです。
この自由設計型の火災保険は、特にネット通販型の保険商品で多く見られますが、代理店型にも同様の商品があるため、風災補償が含まれているか確認が必要です。
見逃せない免責金額の設定
免責金額とは、火災保険で補償される金額に関わる重要な要素です。
免責金額の設定方法には「フランチャイズ方式」と「免責方式」の2種類があり、それぞれ補償の範囲が異なります。
【補償額に影響する免責金額の重要】
フランチャイズ方式
損害額が免責金額を超えた場合、全額補償されます。
損害額が免責金額を超えなかった場合、補償は0円になります。
- 損害額が X 円、免責金額が Y 円の場合:
- もし X > Y ならば、補償額 = X
- 例: 修理費用が 50万円で、免責金額が 20万円の場合 → 補償額 = 50万円
免責方式
免責金額までは自己負担、それを超えた金額だけが補償されます。
- 損害額が X 円、免責金額が Y 円の場合:
- 補償額 = X – Y
- 例: 修理費用が 50万円で、免責金額が 20万円の場合 → 補償額 = 50万円 – 20万円 = 30万円
【保険料に影響する免責金額の設定】
免責金額が高いほど、保険料は安くなりますが、損害が発生した際の補償額も少なくなります。保険を更新する際は、免責金額をしっかり確認しておくことで、無駄な出費を避けることができます。
火災保険の契約内容は見直しが重要です。
特に風災補償の有無や免責金額の設定をチェックし、いざというときにしっかり備えておきましょう。
玄関ドアの位置や種類による強風対策【強風も回避できるかも●●玄関で!】
迅速な対応!火災保険の手続きと修理対応【ヘーベルハウスのサポート】
すぐに「へーべリアンセンター」に連絡しました。
この時が、我が家にとって初めての問い合わせでした。
ヘーベルハウスの問い合わせの流れ
『へーべリアンセンター』に電話をかけると、まず家主確認があり。
被害を説明すると、窓口では、我が家の設備内容がすぐに確認できるため、話はスムーズに進む。
被害状況(必要な証拠資料)を確認するため、携帯電話で写真を撮り、送信。
①翌日、保険会社から電話があり、状況の確認が行われた。
ヘーベルハウスを通して加入した火災保険だったため、通常の手続きよりもスムーズに進み、余計な手間を省くことができた。
②保険会社への必要な提出書類の作成、郵送。
一般的には、工事の完了後に保険金を受け取るケースが多いです。理由は、保険会社が実際の修理費用を基に補償金を算出することが多いため。
※保険金の受取りと工事のタイミングについては、保険会社や契約内容によって異なる場合もあります。
こんな感じの流れでした!【2020年当時】
一般的な火災保険の保険金受取り手配は自分で動く!
もしご自身で火災保険に加入した場合、手続きはすべて自分で行わなければなりません。
具体的には、保険会社に被害状況を連絡して、手順を確認した後、建築会社に見積書を提出してもらう必要があります。
つまり、すべての手配を自分でしなければなりません。
しかし、我が家の場合は、電話一本でヘーベリアンセンターに連絡するだけで、保険会社の手配もしてもらえました。
保険会社からの補償金請求に関する書類は、向こうから連絡をいただきましたので、私から特に連絡を取る必要はありませんでした。
このように、すべての連絡をしてもらえたおかげで、とても楽に感じました。
このように、ヘーベリアンセンターを利用することで、手続きがスムーズになることが多いです。
ハウスメーカーの強みですね。対応も早くて、すごく安心できました。
工務店との違い
工務店で同じような対応が期待できるかどうかは分かりませんが、大手住宅メーカーの強みは、問合せ窓口で迅速にお客様情報や設備状況が把握できることだと思います。この点は非常に大きな安心感があります。
まとめ
ハウスメーカーのサポートはやはり大きな安心感がある
日常生活の中で予期せぬトラブルは避けられません。今回のように火災保険を利用する事態になっても、ヘーベルハウスの迅速な対応と手間の少なさには非常に助けられました。
ハウスメーカーを選んでよかったと心から感じた出来事でした。